ポルシェ911でも、フェラーリでも、はたまたはシビックタイプRでも、買ってからがスタートです。
しっかり乗り、メンテナンス整備で維持する。
遠出し、旅先で泊まり、飛び石傷や雨シミに悲しむ。
これが車を楽しむ醍醐味でしょう。
しかし、私には911を本気で楽しむには不足していた覚悟がありました。
今回は911を転がす上での怖さについてお伝えします。
全くしょうもない話ですが、
車を走らせる上で伸びる距離、メンテ代、タイヤのすり減り、やはり気にはなります。
特に、不慮のパンクや、PPF破れ、バッテリー上がりなどは想像以上に恐怖です。
911を手にしたはいいものの、正直私は維持コストの価格は慣れていません。
頭では分かっていても、財布の現実はオォ、、、という感じ。
ただ、せっかく手元に自由に使える車があるのですから、楽しんでナンボでしょう。
それこそ後悔のない選択とはなんだろうというお話にもなっていきますよね。
理解していたつもりだが、911と言えど怖い

911は維持費がかからないスーパーカーとも言われておりますが、実際そう感じています。
ただ、異次元の出費を経験してないものですから、その未知の世界はものすごく怖いです。
基本的な年間維持費は保険料を含めてもシビックタイプRと大差がありません。
ただしそれはオイル交換など基本的なメンテナンスのみ。
ですが、
リアタイヤがパンクしたり、プロテクションフィルムが飛び石で切り裂かれたり、リチウムバッテリーが上がったり、ホイールやボディを傷つけたり、、、
距離や年式が下がることによるリセール下落。
こうした使う上で避けられない恐怖は、手に入れた直後こそものすごく感じていました。
もちろん、今でも怖いのは変わりません。
「ただ楽しもう」と心の方向を定めています。
映像を本気で残したい場合はやはりカメラがおすすめ。写真も撮れますし、非常に便利。車両オプションで追加してもいいくらいの映像撮れます。動画用カメラと写真用カメラの違いは熱停止耐性。写真用はすぐに熱停止します。
音をある程度本気で残すとなるとこのくらいのマイクが必要になってきます。和製MKH416と言われるほどなので、性能は間違いないです。
距離が伸びる恐怖

車を買ったならば、乗って楽しまないことには意味がない。
ということは頭では分かっていますが、
しかし、そのためのリセール下落はなるべく受けたくないというワガママは常に存在します。
ワガママです。
この相反する要望を天秤にかけること自体がそもそもがおかしいのですが、それでもそう簡単に割り切れるものではなかったです。
車は乗って、味わってなんぼだ。
せっかく手に入れたのだから、
しっかり乗って、走った距離を経験に変え、愛車との思い出をガッツリ作ることが、1番お金を無駄にしない選択でしょう。

飛び石でPPFが破れるかもしれない

かもしれないというか、本当に破れました、、、
彗星の如くスッと切り裂くように飛び込んできた石がボンネットにヒット。
残念ながら、ボンネットのPPFが破れてしまったらパネル単位で一式交換です。
面積も大きく、金額もいいお値段でした。(運良く個人店でお願いできたのでネットで出ている価格より張り替えでもだいぶ安く済みました)。
ボンネットにチッピング痕が付くよりマシなのは明らかですが、毎回破れていてはやってられません。
これは中古で購入時に既に貼られていたため、現状維持をしてしっかり愛そうと思って割り切っていますが、
正直メンタルにもお財布にもよろしくないだろうと、、、。
毎回ではありませんが、たまにガッツリ洗車する時はコッホケミーを使っています。
バッテリーが上がり、動かなくなる恐怖

911は週末の車です。本当は気兼ねなく毎日乗りたいですが。
本業は営業でもなければ、通勤程度でしか車を使わないし、土日だって毎回どこか行けるわけでもなく、、
そのため、冬場にはバッテリーがやや弱まってしまいました。
週に1度20分程度エンジンをかけにいくようにしていましたが、長距離使用後、ついにBMSが作動してしまいました。
911カレラT(992)は鉛ではなくリチウムイオンバッテリー。
リチウムの場合、完全放電でなくともBMSが作動し、うんともすんとも言わなくなりました。
仕方なくJAFを呼び、復旧させ、その足でポルシェセンターへ向かいCTEKを取り付けてもらいました。
リチウムイオンバッテリーがもしダメになった場合、保証対象外(3年以内は対象だったような)ならとんでもない金額(40~50万?)になるらしく、、、
CTEKの方が工賃込み6万もしなかったので圧倒的に安いです。
また、バッテリー上がりが使用予定のない日で本当に良かったです。
今回の件で、冬場のCTEK必須度が身に染みました。
もはや手間がかかる、愛すべき金食い虫である。
リチウムバッテリー用のCTEKにした方が良いので、購入はディーラーからの方が安心です。

タイヤ交換など大型メンテはいくらかかるのだ?

992カレラTは245/35R20、305/30R21のサイズ。
もし釘などでパンクしてしまった場合、タイヤ交換がいくらになるのか、、
考えたくもないです、、、
AIで調べてみると、4本交換で50万程度との回答も、、、
運よく私はパンクに至っていませんが、さすがにこの出費は想像するだけで痛い。
ただ、これが911という車に乗ると訪れる現実。
このような不意の出費の恐怖を受け入れ、それでも楽しめるか?
私は購入前は頭では分かっていましたが、いざ乗るとなると身にしみて恐怖を感じています。
しかし、怖いがやはり手にした以上は楽しみたい。
それが車への敬意であり、購入を決めた責任でもあると考えています。
恐怖が消えなくても、911を楽しみ切ると決めた

距離が伸びようが、運悪く必要なメンテナンスが重なろうが、この911で得られる体験を無駄にはしたくありません。
そりゃそうです。
自分で欲しいと思って、買うと決めて買った車です。
傷や維持費を怖がってほとんど乗らないまま手放したら、なんのために911を買ったのかわかりません。
飛び石でPPFが破れる。
乗らなければバッテリーを上げかける。
走れば距離が増え、いつか大きなメンテナンスもやってくる。
正直怖いです。
それでも私は、この911をできる限り愛して、遊び尽くしたいと思っています。
1本持っておけば安心の大三元レンズ。
いちばんの損失は、怖がって楽しめなくなること

実際にPPFを交換することになって感じたのが、遠出をたった1回しただけで運悪く交換になるのは正直かなり痛いということです。
では、どうするのか?
911をガレージに飾っておくのか?
手に届くかもしれないとわかってから、どうしても欲しくて仕方がなかった車です。
震える手で契約のハンコを押したことを思い出すと、傷や出費を恐れて楽しめないことの方が、私にとってはよっぽど大きな損失です。
もちろん、そう思ったからといって恐怖が消えるわけでもありません。
- 急に大きなキャッシュが出ていく恐怖
- 自分の仕事の調子が下がり、911を手放さなければならなくなる恐怖
この不安に対する明確な答えは、今も出ていません。
たぶん、付き合っていくしかないのでしょう。
いつまで乗れるのかもわからない。
だからこそ、後悔が残らないように、今できることを全力でやる。
今のところ、それが自分にできる一番いい付き合い方だと思っています。
このカメラとレンズの組み合わせが大好きです。出てくる色味というか風味が本当に美しい。
手のかかる子ほどかわいい、、のか?

走行傷を気にしているのにしっかりPPFを破ってくる911。
大事にしているあまり乗る機会が減り、リチウムバッテリーを上げかける911。
普段から、
- 変な汚れがついていないか
- 飛び石で傷が入っていないか
- 花粉や水垢まみれになっていないか
なんだかんだずっと気にしています。
911を買った頃はマジで自分には分不相応な車だと思っていました。
それでも、メンテナンスをして、お金をかけて、自分なりに大切に接しているうちに、どんどん愛着が湧いてきました。
私にとって、ずっと乗りたかった憧れの車です。
だから、自分にできる限りのことをしてあげたいと、本気で思うようになりました。
リセールは時間とともに下がっていく。
いつか「売るなら今」というタイミングも来るのかもしれません。
それでも最近はそう簡単に売りたいとは思えなくなっています。
もし本当に手放す日が来たら。
そのときは、できる限りピカピカにしてやりたいと思っています。
容量が多すぎですが、これ1本でレザーメンテは完璧。コッホケミーはケミカルをpHで徹底管理しているため安心して使えます。
1年で走行傷と雨シミだらけの911

911は中古で購入したが、納車時は1500km程度で水垢などが一切無く、飛び石傷もほとんど無い。やたらピカピカでした。
それが1年で5000キロ近く増え、
ボディは飛び石傷だらけ、
クレヨンカラーでやたら目立ってきた水垢。
ぱっと見は綺麗だが、よく見ると小傷が相当増えました。
それでもこの車は自分自身だけの力で手にした車。私の夢と挑戦の象徴になってくれたこの911は、水垢や小傷含めて私の誇りです。
距離によるリセール低下や飛び石傷が怖くても、PPFが突発で破れることが怖くても、
動かして乗って楽しむ、乗って味わうが出来なければ、購入してもいずれ後悔する。
自分の歩んできた挑戦の道を体現してくれているボロボロの911には愛着しかありません。
愛車の写真映像を撮りまくるため、カメラ3台一気に入るので本当に便利。ただしめちゃくちゃ重いです。
まとめ 維持は怖いが、自分の力で手にした911への思い入れは別格
走行距離など伸びなければいいのにと何度も思っています。
ピカピカの新車状態(中古だが)をずっと維持できればいいと思っています。
しかし、実際に走らせれば飛び石傷を作り、PPFを破る。
正直、ショーケースに入れて眺めるだけでもいいとも思えます。
しかし、せっかく手にしたポルシェ911という夢のスーパーカー。
走らせ、ハンドルからの車の応答を、その鼓動を感じたい。
私が自分自身の努力を積み重ねてようやく手にした911。
1年で雨シミ飛び石傷だらけのボロボロの911。
傷や汚れは共に過ごした証でもある。私は私の911を愛そうではないか。


